函館の冬の夜空を彩る「はこだて週末冬花火」(実行委主催)が8日、緑の島を打ち上げ場所に始まった。色鮮やかな大小の花火が次々と空へ打ち上がり、音や色彩で集まった人を楽しませた。
初日となったこの日は、緑の島が見渡せる金森赤レンガ倉庫周辺にも市民らが訪れ、写真を撮るなどしながら楽しむ姿が見られた。母と訪れたという函館千代田小4年の石井龍君(10)は「空気が澄んでいたので花火がとてもきれいに見えて感動した」と笑顔だった。
はこだて週末冬花火は3月27日までの金、土曜と祝日の前日の計27日間に渡るロングラン企画で、いずれも午後8時から約10分間、打ち上げられる。(野口賢清)