市立函館保健所は15日、函館市内で6人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染経路不明は3人。市内での感染確認は12日以来2日ぶりで、累計110人となった。
新たな感染者は30代女性、40代女性、80代男性2人、年齢非公表の男性と年齢・性別非公表の1人。このうち1人は中部小学校の児童で、12日に感染が判明した40代男性の濃厚接触者。同校の児童、教職員に濃厚接触者はいないが、15日に臨時休校、16日は児童が在籍する学年のみ閉鎖し、17日以降の対応は今後決定する。接触があると思われる児童、教職員は44人で、15日にPCR検査を受ける。
また、市亀田交流プラザに勤務する指定管理者職員1人(詳細非公表)も含まれ、これまでに感染が判明した人の濃厚接触者。11日まで館内の清掃業務に当たっていたが、12~13日は非番で市民との接触はなく、職場内での濃厚接触者もいない。同館は12日に館内の消毒作業を行ったが、万全を期すため15日は臨時休館の措置をとり再度消毒、16日から通常通り開館する。
年代、性別、居住地非公表の1人と80代男性2人は経路不明。全員が海外渡航歴や感染流行地への旅行歴はなく、濃厚接触者については調査中。