冬の交通安全運動(13~22日)の初日の13日、函館市は函館西署などと合同で、市民らに交通安全を訴える「旗の波作戦」を函館駅前交差点で展開した。
市、警察、渡島総合振興局、交通安全関係団体などの約50人が参加。参加者は「ダメ!飲酒運転」「シートベルト着用」の旗や、「あおり運転許さない」「夜光反射材で事故防止」などの横断幕を掲げて、約20分間、道行く車のドライバーに安全運転を呼び掛けた。
函館市内では、10月に2件の交通死亡事故が発生。いずれも日没後に車道を横断中の歩行者が車にはねられたものだった。同市の東海林力交通安全課長は「日没が早まる秋は交通事故が起こりやすく、これからの季節は路面凍結による事故も懸念される。車、歩行者とも、改めて交通安全を心がけてほしい」と話していた。(神部 造)