函館市熱帯植物園(湯川町3、笠井佳代子園長)にあるサル山で17日から、ニホンザルへのクリスマスプレゼントとして、餌やり体験ができるイベントが始まった。24日まで。
この日は、市内恵山地区の高齢者大学「恵山ふれあいいきいき大学」の66~91歳の学生35人が来園し、約90匹のサルたちへパンの耳を届けた。勢い良く放り投げるたび、サルたちは手をたたくなど大喜びして受け取っていた。川上町の竹内みつえさん(69)は「餌がみんなに当たればいいと思ってプレゼントした。みんな頑張って長生きしてほしい」と話していた。
イベントは24日まで、午前11時からの1時間。無料だが、入園料が別途かかる。笠井園長は「温泉に入るサルの姿を見ながら、サルへのプレゼント体験を楽しんで」と来園を呼び掛けている。(半澤孝平)