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はこだて国際科学祭が閉幕 コロナ禍で初のオンライン開催

 今年で12回目を迎え、新型コロナウイルスの感染防止で初のオンライン開催となった「はこだて国際科学祭」(サイエンス・サポート函館主催)が30日、閉幕した。今年は「健康」をテーマに、コロナ禍での科学と社会の関わりをオンライン会議システム「ズーム」などを駆使して考え、29、30両日も参加者が画面越しに科学の楽しさに触れた。
 ○…29日の防災×健康イベント「もしもの時の電気と元気」では、科学実験や運動を通じ、親子16人が災害時の心身の健康を考えた。
 科学楽しみ隊の井上千加子さんがマグネシウム電池を使った防災ライトの作り方を指導。NAスポーツスクール(函館市中島町)の高松勇輝代表が、自宅で手軽にできるストレッチや筋トレなどのトレーニング法を子ども向けに紹介した。
 高松代表の次女、夢愛(ゆいと)さん(11)がアシスタントを務め、ランドセルを背負って行うストレッチ、マットの上をお尻で進む「お尻歩き」などを実演。お手玉や丸めたタオルを使ったキャッチボールなど、2人1組のメニューも伝え、高松代表は「台風や天気が悪いときなど、少しでも家で体を動かせるように工夫して頑張って」と呼び掛けた。
 〇…30日の健康×ICTイベント「高校生クリエーターと考えよう!函館でのプログラミングの未来」では、ウイルス感染防止に役立ち、行動履歴を記録できるアプリ「足あとトラッカー」を開発した市内在住の高校2年生、加藤周さんと、公立はこだて未来大の松原克弥准教授がズームを介し、プログラミングへの思いを語り合った。
 加藤さんは「ウイルス拡大のニュースを見て何かできないかと開発し、10日間で完成した」と振り返り、製作したアプリを紹介し「身の回りの誰かの問題を解決することを意識し、日々アイデアを出すことを習慣づけている」と強調した。
 ソフトウェアの研究を進める松原准教授は小学生時代、家電量販店でコンピューターが自由に使える環境があり「プログラミングはきっかけや環境が大事。一人でもできるが、誰かに見せると、刺激につながる」と話した。
 〇…30日の「サイエンスショーおうちでサイエンス2020」では、科学楽しみ隊の井上さんとサワダサヲリさんがドライアイスを使った自宅でできる実験を披露した。
 2人は港の庵(大町)から実験の様子をユーチューブを通じて配信、約20人が視聴。井上さんは「ドライアイスは二酸化炭素でできており、空気より重い。温度は氷点下78・5度ととても冷たい」と説明。水や湯の中に入れると霧が発生し、さらに無水エタノールを投入すると、物を凍らせる氷点下72度の液体ができることを実演で解説した。
 このほか、ドライアイスに硬貨やスプーンを乗せると、氷が水蒸気に変わる昇華の過程で音が出る現象も見せ「ドライアイスの温度は低く、自宅でする場合は手袋をしないと低温やけどの恐れがあるので、気を付けて」と安全な科学の楽しみ方を伝授した。(飯尾遼太、早坂直美)

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