函館朝市えきに市場の「ミニ水族館」の魚を描く小学生対象の「お魚お絵かき教室」(はこだて海の教室実行委主催)が30日に開かれた。函館市内の小学生8人が参加し、水槽で泳いでいる魚や海藻を題材にした水彩画を仕上げた。
ミニ水族館は、市民や観光客に函館の海の豊かさをPRしようと、実行委が昨年7月に設置。4基の水槽にアイナメやカレイなど近海に生息する魚のほか、マコンブやヒジキなどの海藻も展示している。
教室では、市内在住の絵本作家、こがめいづるさんのアドバイスを受けながら、子どもたちが水槽の前でお気に入りの魚を下書きし、市場2階の会議室で色を付けるなどして、かわいらしい絵を完成させた。
函館北昭和小学校1年の桃井七望さん(7)は「お腹の吸盤を使い、水槽に張り付いている魚がかわいかった。絵は難しいけれど描いていて楽しかった」と笑顔を見せていた。
実行委は9月13、21日にも教室を開く。両日とも午後2時~同3時半。参加費300円、定員10人(先着順)。申し込みは実行委事務局(0138・86・7602)へ。(金子真人)