函館市熱帯植物園を運営するNPO法人函館エコロジークラブは22日、同園で飼育するニホンザルに果物を入れ凍らせた氷柱をプレゼントした。サルたちが愛らしく果物を頬張り、涼をとる様子が来園者を和ませていた。
同園では現在66頭のニホンザルを飼育。サルの水分補給のため、気温が高くなる毎年この時期に氷柱を与えている。この日の氷柱にはスイカやオレンジ、パイナップルなどの果物が入れられ、飼育員からプレゼントされると大喜びの様子で食べ始めた。固く凍った果物をいち早く食べようと高いところから落とし、割るなど工夫して食べるサルもいて来園者の目を引いていた。
青森県八戸市から家族3人と訪れた亀田桜色さん(6)は「サルはかわいくて、おいしそうに食べていて涼しそう」と笑顔で話した。(飯尾遼太)