【上ノ国】子育て中の母親を応援する「ハピネットmama」の三木洋子代表と同活動をサポートする七飯町の岩井徹さん(32)、栄美さん(同)夫妻は17日、町湯ノ岱神明地区で民家をカフェとしてリノベーションする活動をスタートさせた。10月の完成を目指している。(入江智一)
子育て中の母親が気兼ねなくくつろぐイベント「mama祭」を函館で年1回開催しているハピネットmamaが、年間を通して活動できる拠点づくりを目指し民家リノベーションを企画。使用する民家は、岩井さんの祖父母がかつて住まいとしていた空き家を活用する。
この日は、窓の雪囲い板の取り外し作業などを実施。三木さんと岩井さんの子ども達は、岩井さんの両親から教わりながら、ナメコのほだ木づくり体験などに取り組んだ。
三木代表は「親子が気軽に利用できるカフェがないので、月に1回でも開催できるママカフェスペースをつくりあげたい。“子育てにやさしいまち”を掲げる上ノ国で活動できることがうれしい」と話した。岩井さん夫妻は「大自然に囲まれ、近くの住宅まで100メートル以上離れている落ちついた環境の中で、子ども達がのびのび遊び体験活動ができる場所にしていきたい」と話していた。