道内に南から暖かい空気が流れ込んだ影響で、3日の道南は5月中旬~7月下旬並みの高温となった。気象庁の速報値によると、最高気温は函館で7月上旬並みの22・5度だったほか、森23・9度、北斗23・8度、せたな23・5度などほとんどの地点で今年最高となった。
行楽日和だが外出自粛要請が続くなど、JR函館駅前広場で咲くチューリップなどを見物する人もまばらだった。松風町に住む男性は「今は大勢が来ない方が良いとはいえ、静かで寂しいのは花や整備した人に申し訳ない気もする」と話していた。
函館地方気象台によると4、5日の道南は気圧の谷の影響で雨とな所がある見込み。(山崎純一)