新型コロナウイルスの影響で国が緊急事態宣言の対象を全国に広げたことを受け、函館市は17日、20日から5月6日までの公共施設の対応を発表した。市立学校を休校し、福祉施設や社会教育施設、スポーツ施設などを休館する。
働く保護者を考慮し、認可保育所と認定こども園の保育所部分、学童保育所は感染症防止対策を講じた上で開所するが、家庭保育が可能な場合は利用を控えてもらう。学童保育所は朝からの開所を基本とするが、各クラブにより開所日や時間が異なる場合もある。私立幼稚園と認定こども園の幼稚園部分は、各施設の施設長が判断する。
青函連絡船記念館摩周丸や箱館奉行所など観光客の利用が見込まれる12施設は、18日からの休館で変わりない。
20日から休館する施設は次の通り。
▽福祉関係施設=老人福祉センター(湯川、谷地頭)、総合福祉センター内老人福祉センター、ふらっとDaimon、児童館、母と子の家、生活館、子育てサロン、女性センター
▽社会教育施設とスポーツ施設=亀田交流プラザ、公民館、青年センター、青少年研修センター、芸術ホール、中央図書館(移動図書館含む)、地区図書室(千歳、湯川、旭岡、港)、桔梗配本所、戸井西部総合センター、戸井生涯学習センター、戸井総合学習センター、椴法華総合センター、南茅部総合センター、市民会館、函館アリーナ、市民プール、南茅部プール、恵山総合体育館、南茅部スポーツセンター
▽その他の施設=地域交流まちづくりセンター、健康増進センター(総合保健センター4階)、勤労者総合福祉センター(サン・リフレ函館)、白石公園はこだてオートキャンプ場、戸井ウオーターパークオートキャンプ場、恵山海浜公園キャンプ場、南茅部河川公園(キャンプ場部分)