道は19日午後4時すぎ、新型コロナウイルスの感染者が発生したと発表した。同午後5時から、道庁で記者会見し概要を説明している。道内4例目で、患者は渡島管内在住の60代男性(日本国籍)。職業は非公表。
道の調べによると、患者の男性は2月3日から微熱とのどの痛みがあり、同7日に渡島管内の医療機関を受診。症状が治まらず13日に同じ医療機関を再度受診した際に、37度台の発熱と両側に肺炎の所見があった。14日には渡島管内の感染症指定医療機関を受診し、18日に同医療機関に入院、19日に道立衛生研究所が新型コロナウイルスの陽性反応を確認した。
男性は海外渡航歴はなく、現在、渡島保健所などが男性の行動歴や濃厚接触者について調査を進めている。
渡島保健所では同日午後、対策会議を開催し、今後の対応を協議、確認している。道は午後6時半から、道感染症危機管理対策本部会議を開催する予定。