【江差】全国から寄贈された、ひな人形で町内を彩る「江差・北前のひな語り~歴まちのおひなさん」が8日に開幕するのを前に、いにしえ街道内の展示場所では、ボランティアによる飾り付け作業が進められている。6日には、江差中学校2年の生徒37人も参加した。
「ひな語り」は実行委と町歴まち商店街協同組合が主催し、今年で9回目。日本の伝統文化の、ひな祭りを通じ冬の江差を華やかに盛り上げようと、いにしえ街道内の商店などを中心とした約50カ所に、150セットを展示する。
飾り付けに参加した中学生は、展示数で最多となる「町会所会館」と拠点会場のカフェ「壱番蔵」の二手に分かれ作業を行った。
壱番蔵の作業に参加した池浦琉偉さん(14)は「初めて組み立てるので、やり方が分からず難しかった。ひな人形はどれもきれいだった」と話していた。
ひな人形の展示は8日から3月15日まで。展示会場などについての問い合わせは、実行委(0139・52・0531)へ。(入江智一)