【七飯】七飯大沼国際観光コンベンション協会(小泉真会長)は24日、大沼国定公園内の小島を結ぶ橋5基の補修工事完成を記念し、同公園で橋渡式を開いた。テープカットや三世代の家族による渡り初めなどを行い、橋の開通を盛大に祝った。
補修したのは湖月橋(長さ26メートル)、金波(きんば)橋(34・4メートル)、袴腰(はかまごし)橋(11・7メートル)、日の出橋(8・4メートル)、浮島橋(15メートル)。北海道新幹線開業を契機として道が国の補助金を活用し、1億3300万円を投じて昨年11月から工事を進めていた。
湖月橋付近で行われた式典で、小泉会長は「この日を迎えられて大変うれしい。行政と一致協力し、国内外の観光客に喜んでもらえるようなおもてなしをしたい」とあいさつ。中宮安一町長や冨原亮道議らによるテープカットに続き、同協会理事の林賢三さん夫婦と祖父の川村剛さん(76)、長男の蓮太郎君(13)、次男の颯太郎君(10)が先頭に立って渡り初めを行った。
このほか式典に先立ち、同公園の安全祈願祭が大沼駒ケ岳神社で行われた。(山田大輔)