多彩な催しを通じて資源の有効活用策などを考える「はこだてエコフェスタ2019」(実行委主催、函館新聞社など後援)が27日、函館アリーナで開かれた。フリーマーケットや学習ブースなどがあり、大勢の市民が楽しみながら環境問題に関心を寄せた。
メインアリーナでは26のブースが並び、企業や市民団体などがさまざまな取り組みを紹介。パソコンの3択クイズで地球温暖化を招く悪者を倒す「エコライフゲーム」は、子どもから人気を集めた。
渡島総合振興局は、木の削りかすから作った粘土で鉛筆を作るワークショップを展開。親子連れらがビーズで飾り付けをしながら制作に挑戦した。
学童保育所「乃木ぼうけんクラブ」の仲間約10人と来場した函館駒場小学校1年の須藤海晴君(7)は「うさぎとハートの形で上手に鉛筆ができた」と満足そうに話した。
このほか、会場ではキャラクターショーや、バレーボールの米国代表として、1992年のバルセロナ五輪で銅メダルを獲得したヨーコ・ゼッターランドさんらのトークイベントなどが行われた。(山田大輔)