【七飯】真剣に結婚を考える男女を支援する「ななえ婚活プロジェクト」は6月22、23日の1泊2日で「大沼湖畔(こはん)deデート」(町共催、函館新聞社など後援)を開く。大沼の自然に囲まれながらの多彩なレクリエーションで、出会いをサポートする。
同プロジェクトは、国際ウェディングプランナー協会(IWPA)が認定した 「婚活プランナー」の手代森捺音子さんを中心に結成。3月には、道の駅「なないろ・ななえ」で初めての婚活イベントを開いた。
今回は、七飯町在住の30~40代男性と、道内外問わず同年代の女性を各8人募集。事前に、企画者側の婚活プランナーのカウンセリングがあり、初日は午後5時45分に町役場駐車場に集合し、バスで大沼に移動する。
大沼到着後は、全員で自己紹介を交えながらジンギスカンを食べて親睦を深める。宿泊先となるログハウス型の宿泊施設グランヴィレッヂ大沼では、フリートークやゲームを通してコミュニケーションを取って互いの距離を縮める。
2日目は、大沼国際セミナーハウスで班に分かれ、ボタニカルキャンドルづくりを体験。同プロジェクトの田中一平さんは「熱いろうを扱ったり、繊細な作業もあるので、男女で役割分担しながらの共同作業として前回も好評だった」と話す。
昼食後は、駒ケ岳神社で恋愛成就を祈願。次いで、大沼公園内の散策や釣り堀などを楽しむフリーデートタイムを設ける。
両日とも、マッチングタイムが組み込まれている。男女別に、気になるメンバーの名前をカードに記入し、組み合わせが成立した際は、同プロジェクトスタッフがその場で発表。イベント後も、参加者にはカードに書かれた内容を伝えるなどのサポートもある。
手代森さんは「婚活を通して若い人が夢や希望を持てる町づくりに貢献したい。大沼の観光PRのきっかけにもなれば」と話す。田中さんも「婚活プランナーと自治体が共催する珍しい婚活イベント。ゴールまで全力でサポートするので、ぜひ参加を」と呼び掛けている。
参加費は1万3000円。申し込み、問い合わせは手代森さん(090・8271・6246)へ。(柳元貴成)