函館地方気象台によると、14日の渡島西部の海は大しけになる恐れがありり、高波に十分な注意を呼び掛けている。また、渡島、桧山では落雷や突風に注意が必要で、桧山南部では夕方まで吹雪や吹きだまりによる交通障害にも注意が必要としている。
低気圧が北海道の南を東へ進むことで気圧の傾きが大きくなり、大気の状態が不安定となる影響。
予想される波の高さは、渡島西部で6メートル、桧山南部と奥尻島で5メートル、渡島東部と桧山北部で4メートル。各地で夕方ごろまで波の高い状況が続く。
予想最大瞬間風速(南西のち北西の風)は、渡島西部・桧山南部・奥尻島の陸上で30メートル、海上で35メートル。桧山北部の陸上で25メートル、海上で30メートル。渡島東部の陸上で25メートル、海上で30メートル。
強風のピークは、渡島地方で午前中、桧山南部は夕方までだが、雪を伴う風となる場合がある。気温が0度以上であるため、湿った雪による着雪にも注意が必要。(山崎純一)