視覚障害や頸椎損傷による四肢麻痺などの障害を持つ10人のアスリートの写真展「障害のあるアスリート写真展-スポーツと人をつなぎ、応援する-」(gooddayプロジェクト実行委主催)が、シエスタハコダテ3階で開かれている。入場無料。3月8日まで。
札幌在住の写真家佐々木育弥さん(34)の作品。車椅子で競技するウィルチェアーラグビーの四倉健策選手や、みぞおち付近から下が完全に麻痺した状態でパラクライミングを行う猪飼嘉司選手など、さまざまな障害を持つ10種の競技の選手を被写体として撮影。選手のポートレートのほか、競技に使用する道具のみ、道具と選手、選手の障害を可視化した写真の4種を一組として全40点を展示。全道各地で展示し、今回が4回目となる。
佐々木さんは「今回はこのようなパブリックなスペースでの展示なので、今まで障害がある人の存在が遠かった人にも気軽に見てほしい」と呼び掛ける。
午前10時~午後8時(最終日は同6時)。(伊藤 尚)