【福島】松前、福島、知内、木古内の各町の保護司の活動拠点として設置された松前地区更生保護サポートセンターの開所式が21日、町福祉センターで開かれた。松前地区保護司会(木村清韶会長、会員45人)をはじめ各町の関係者ら80人が出席、函館保護司会連合会管内では6番目となるサポートセンターの発足を祝った。
更生保護サポートセンターは、全国886地区の保護司会のうち671カ所に設立され、保護観察中の人への助言や就労支援などを行うほか、地域住民からの犯罪や非行に関する相談を受け付ける。松前地区では福島町が中間地点に当たることから、町福祉センターの一室を福島町から提供され、1月11日に開設。すでに保護観察対象者1人の面談を行ったという。
開所式では、木村会長が「地域の安心安全に資する活動ができれば」とあいさつ。函館保護観察所の吉沢弘敏所長、福島町の高木寿副町長、函館保護司会連合会の岡真行会長がそれぞれ祝辞を述べ、サポートセンターに交代で駐在する8人の企画調整保護司が紹介された。
松前地区更生保護サポートセンターは、午前10時から午後4時まで(12月~3月は午後3時まで)、火曜日を除く平日に開所する。問い合わせは同センター(0139・46・7651)へ。(神部 造)