引き続き冬型の気圧配置が続く影響で、14日の渡島・桧山地方は冷え込みが厳しくなり、最低気温は厚沢部町鶉で氷点下18・0度と今季最低を記録した。このほか北斗で同15・8度、函館も同11・9度だった。
日中の最高気温は函館で同2・0度など全地点で氷点下で、函館の真冬日は8日連続となった。この日は午前中晴れ間が広がったが、函館公園(青柳町)では寒さで訪れる人は少なく、風の吹く音が園内に響いていた。
寒さは今後緩む見通し。札幌管区気象台は14日、道内の19日ごろからの約1週間の平均気温が平年より2・9度以上高くなる確率が30%以上あるとし、高温に関する異常天候早期警戒情報を発表した。同日に発表した道内の1カ月予報でも、気温は高く推移し、特に2月下旬ごろまではかなり高くなる可能性があるとしている。(山崎純一)