手作りのワックスキャンドルを沿道に並べ、明かりをともすイベント「シーニックdeナイト2019」(実行委主催)が2日、函館市石川町の函館新道沿いで始まった。
2006年度から毎年開催。今年は24日までの日程で、約5500個のキャンドルを2市3町の国道沿いや観光地計10カ所に設置する。
函館新道沿いは、近隣4町会の住民や少年野球8チームの児童ら約500人が参加。歩道両側約200メートルに計約1700個のキャンドルを並べ、午後5時、一斉に点灯した。
イラストや模様を描いたワックスキャンドル、ペットボトルで作ったキャンドルホルダーもあり、道行く人やドライバーの目を楽しませた。
函館陵北高校ボランティア部は、シーニックdeナイトの活動に初めて参加。部長の後藤悠那さん(17)と村上瑠季さん(17)は「まちづくり活動に参加できてうれしい」と笑顔。
実行委の折谷久美子代表(59)は「冬ならではの活動。普段の景色とは違う温かな雰囲気を楽しんでほしい」と話していた。(鈴木 潤)