函館市内で7月7日に開催される2019函館マラソンで、函館市教委は24日、昨年大会まで後援だった道陸上競技協会(道陸協)が、新たに主催団体になったことを明らかにした。これでサロマ湖100キロウルトラマラソン、北海道マラソンと共に道3大マラソン大会の冠が付くことになった。
同日、市役所で開いた実行委員会(岡部寿一委員長)総会で報告。また、フルマラソンの制限時間を10分間延長し5時間半とすることや、スポンサー企業の支援でフルは完走メダルを贈呈することも新たに示した。競技後のもてなしイベントに関し、振る舞いメニューを充実させ、函館カール・レイモンのソーセージ増量や女性向けビューティークリニックの開催、ハセガワストアの「やきとり弁当」ミニサイズを提供すると説明した。
参加者の申し込み受け付けはインターネットで2月25日午後9時に開始し、先着順で4月19日同5時まで。宿泊付きエントリーは2月18日午後9時からJTBスポーツステーションで先着500人を受け付ける。宿泊だけのあっせんは2月25日午後9時から同ステーションで。
定員はハーフ、フルとも4000人で、参加費はハーフが5000円、フルが9000円。
昨年の大会では、大雨の影響で荷物預かりや「おもてなしフェスタ」の会場となった千代台公園多目的広場が、多くの人が歩いたことでぬかるみが発生。コース内の道路脇に水たまりができて走りづらかったとの指摘を受け、市教委はイベントの場所を変更するとともに、道路管理者への道路改修要望を行う方針を示した。昨年は、海外ランナーのエントリーが266人と過去最多を記録したが、今年は海外ランナー上限500人の受け入れを目指すとした。
総会には委員23人中17人が出席し、19年大会の事業計画と収支予算を承認した。(山崎大和)