函館市八幡町の亀田八幡宮（藤山敬廣宮司）では１２月３１日、新年を迎える準備をしようと、お札などを求める多くの参拝客が訪れた。
社務所の特設コーナーは同２７日から開き、お札や年神、お守り、破魔矢、えとの置物なども並べた。境内では、初詣の準備が進む中で、本殿に手を合わせて、１年の報告をする家族らの姿も目立った。
毎年大みそかに神棚のお供え物を準備し、１年を締めくくるという北斗市七重浜４の自営業、小林雅人さん（５６）は「今年も何事もなく平穏に過ごすことができた。新しい年もこのまま上がり下がりもなく、健康に生活ができれば」と話していた。また、市内山の手２の自営業の男性（７５）は「２年続けて畑に被害があったので来年は台風だけが来ないといいな」と願っていた。（今井正一）
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