函館コミュニティプラザ(Gスクエア、シエスタハコダテ内)は23、24日の両日「プラネタリウムと飛び出る影絵」を開催。テント式の移動型プラネタリウムがGスクエアに登場し、来場者はスクリーンに映る冬の星座に見入った。
はこだてクリスマスファンタジー(25日まで)を盛り上げようと市民有志らが集まる「クリファン盛り上げ隊 チームもみの木」の活動の一環。今年から同団体に加盟するGスクエアが、クリスマスに合わせて企画した。
函館プラネタリウムの会の協力を得て展開。最終日は、約20分のプログラムを午前10時~午後4時半の間に計12回上映。すべての時間がほぼ満席となった。
プログラムでは、オリオン座の一等星「ペテルギウス」などを結んでできる「冬の大三角形」のほか、肉眼で見ることができる最も遠い物体「アンドロメダ銀河」を解説。3D影絵では、来場者が専用の眼鏡をかけ、飛び出る惑星や人気キャラクターに歓声を上げた。
市内の主婦の女性(45)は「すごくきれいで癒やされた。3D影絵も迫ってくるようでドキドキした」と話していた。(柳元貴成)