本格的な紅葉シーズンを前に、五稜郭タワー(函館市五稜郭町、中野恒社長)は9、10の両日、タワー展望台の窓ガラス清掃を実施した。地上90メートルの高所で窓を拭き上げる作業員の姿に訪れた観光客らが目を見張っていた。
窓ガラス清掃は、ゴールデンウイーク、お盆、紅葉の行楽シーズンに合わせて年3回実施している。3人の作業員が屋上から吊り下げた可動式のゴンドラに乗り込み、雑巾やワイパーを使って計315枚の窓ガラスを1枚1枚丁寧に拭き上げた。
小学校の修学旅行で青森市から訪れた小林大空君(12)は「高いところが苦手なので怖くて自分にはできない。とてもすごいと思う」と話していた。(金子真人)