南から暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、24日の道南地方は大気の状態が不安定となり、函館市内では午後から雷を伴う激しい雨に見舞われた。
函館地方気象台によると、奥尻町米岡(奥尻空港)では午前6時からの3時間に計67ミリの雨が降ったほか、正午から午後5時までに福島町千軒では42ミリ、知内では40ミリの雨を観測。市内美原でも同時間帯に18ミリ、函館空港で29ミリの雨が降った。
市内若松町の国道5号では午後3時前後に道路の一部が冠水し、水しぶきを上げて走る車や、大きな水溜まりを避けたり、激しい雨でずぶ濡れとなった市民の姿が見られた。
25日の渡島・桧山地方は晴れ時々曇りで、函館の日中の最高気温は22度の予報。(今井正一)