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函館江差道茂辺地木古内道路、ドローン活用で工事進む

 【木古内】北海道開発局函館開発建設部は13日、報道関係者を対象にした函館江差道茂辺地木古内道路(16キロ)の現場説明会を開き、工事の進捗状況と、同道路予定地で発掘調査中の「幸連5遺跡」の調査状況を公開した。
 同道路は1994年に事業着手し、2001年着工。20年3月に木古内インターチェンジ(IC)までの開通を予定する。区間内に11の橋梁と1つのトンネル(渡島トンネル)を有し、うち7橋と渡島トンネルが既に落成している。
 木古内IC付近は最大49メートル切り下げる掘割区間となっており、コマツの「エブリデイドローン」システムを国内初導入し、施工管理を効率化している。測量データを重機に読み込ませ、半自動で工事を行う「ICT土工」は近年一般化しつつあるが、ドローンで空撮した写真を解析してデータ化するのは、これまで数日かかっていた。同システムでは、現場に設置したベースステーションで即座にデータ化し、毎日の工事の進捗状況をすぐに把握することができる。
 また、縄文時代前期から後期にかけての遺跡「幸連5遺跡」の現場見学会も併せて行われた。同遺跡は、昨年の調査で国内初発見の人の顔を描いた石製品をはじめ80万点以上の出土品が見つかっており、予想以上の遺構、遺物の密度に、調査期間を1年延長。10月の発掘完了を目指している。
 発掘に当たっている北海道埋蔵文化財センターの長沼孝調査部長によると、今年も5月の調査開始から既に20万点以上の出土品が見つかっているといい「ここは1500~2000年にわたり繰り返し人の住んだ場所で、1・5~2メートルの深さで遺物が重なっている。特に住環境に恵まれた場所だったのではないか」としている。(神部 造)










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