函館地方気象台によると、渡島・桧山地方では、5日昼過ぎにかけて大雨の恐れがあり、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、高波に警戒を呼び掛けている。
5日は局地的に激しい雨が降っており、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所や増水している河川以外でも、洪水や土砂災害の危険度が高まる見込み。
4日正午から5日午前5時までの降水量は、知内86・0ミリ、福島町千軒80・5ミリ、函館市戸井泊80・0ミリ、長万部79・5ミリ。
警戒が必要な地域と期間は次の通り。
▽土砂災害(5日昼過ぎにかけて)=渡島と桧山南部・奥尻島
▽低い土地の浸水(5日昼前にかけて)=渡島の北部・東部、桧山北部
▽河川の増水、氾濫(5日昼過ぎにかけて)=桧山南部
▽高波(5日昼前にかけて)=渡島西部と桧山地方
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渡島・桧山地方で予想される5日午後6時までの1時間雨量の最大は40ミリ。5日の波の高さは渡島西部と檜山で6メートルで、うねりを伴う。自治体からの防災情報、最新の気象情報に留意を呼び掛けている。