7月1日開催の2018函館マラソンに向け、出場選手や市民約40人が10日、コースの一部となっている市内の金堀町―銭亀町間でごみ拾いをした。
同マラソンを盛り上げたいと、出場する有志の市民3人が実行委を立ち上げ、昨年に続き実施。先月から協力を呼び掛け、個人の希望者のほか、函館走ろう会やスーパー魚長、道南うみ街信金、遺愛高が団体で参加した。
参加者は熱帯植物園の駐車場に集合後、4グループに分かれて活動開始。それぞれごみ袋2袋持ち、歩きながら道路沿いに落ちていた空き缶や紙くず、プラスチック片などを拾い、袋に入れていた。予定のコースを約2時間かけて活動し、実行委の1人、中川隆司さん(52)は「高校生や地元の企業が趣旨に賛同して協力してくれたのが、何よりうれしい。選手たちに気持ち良く走ってほしい」と話していた。(鈴木 潤)