「はこだて花と緑のフェスティバル2018」(実行委主催)が9日、はこだてグリーンプラザと大門パーキングで始まった。来場客は苗を買い求め、寄せ植えや標本づくりに挑戦するなど、色とりどりの花を楽しんだ。10日まで。
多くの花が見頃を迎える6月に、市内を花と緑で彩るイベント。今年で25回目を迎えた。9日は時折、小雨が降り、肌寒い天候となったが、花の苗の格安販売や日光さる軍団のステージショーに人だかりができた。
9社・団体がフラワーマーケットと銘打って参加し、花や野菜の苗を販売。黄やオレンジのマリーゴールド、赤紫の小さな花をつけたカスミソウなどが並び、来場客が品定めした。
会場内では、シリコンオイルを入れた瓶にドライフラワーなどを飾るハーバリウム(植物標本)、花の寄せ植えをつくる体験会も開かれた。
会場内の様子を対象にしたフォトコンテスト(7月27日締め切り)も行われ、花の寄せ植えをカメラで撮影する人も。市内の辻田清吉さん(81)は「鮮やかな色の花がきれいで、思わず写真に撮った」と笑顔だった。
入場無料。午前10時~午後4時。問い合わせは実行委事務局の市住宅都市施設公社(0138・40・3601)へ。