• 函館新聞デジタル
    ご購読申込はこちら
  • 5月のプレゼント
    映画鑑賞券
  • 動画ニュース
    「ロイヤル・プリンセス」函館に初入港
  • 参加者募集
    写真の日プロジェクト
  • 求人情報
    総務経理スタッフ、記者

市民スケート場再整備、公共施設に位置付け

 函館市教委は、市民スケート場(金堀町)の施設整備について、2020年度工事のため開設せず、21年12月の再オープンを目指す方針だ。現在は市文化・スポーツ振興財団(文スポ財団)の事業だが、道南唯一のスケート場として冬季スポーツの振興を図るため、市教委が主体となり、公共施設として再整備する。18年度当初予算への計上を見送り、19年度に実施設計、20年度に工事を予定しており、計画より1年ずつずれ込む見通しになった。
 スケート場は、1990年度に文スポ財団が函館競輪場内に仮設パイプを設置して屋外リンクを造成。車両競技公益資金記念財団(東京)からの助成金、市からの補助を受け、整備・運営してきた。営業は12月中旬~翌2月中旬の2カ月間。
 しかし、製氷に使う冷凍機が老朽化していることに加え、使用しているフロン冷媒は20年以降使えなくなるため、将来的に冷凍機を継続して利用することは難しいと判断。冷凍機の更新を決めたが、記念財団の助成制度は既に廃止になっており、文スポ財団の自主財源で施設改修は困難との結論に至った。
 一方、道南管内唯一のアイスリンクとして17年度は2万6536人が利用するなど、子どもから大人まで人気を博している現状から、市教委が公共施設として整備に乗り出すことにした。
 市教委の試算では、施設整備に関し冷却設備工事など約7億2000万円、ランニングコストとして年間約8000万円を見込む。ランニングコストについて市教委は縮減策を検討している。公の施設となるため、設置条例を制定し、指定管理者の導入を検討している。現在の使用料金(小学生150円、中学生200円、高校生300円、一般600円)は、新たなスケート場では利用料金として別途検討する。
 18年度当初予算で18、19年度の継続予算を要求する予定だった。18年度に予算計上されなかった理由について、市教委は「市全体のバランスを考慮して(見送りが)決まった」という。
 市教委は「競輪が休みの冬季間の工事になるため、愛好者には迷惑を掛けるが、1シーズン我慢してほしい」としている。(山崎大和)










      最新記事











      休日当番医
      渡島・檜山管内
      休日当番医(5月4日)

      きょうの人生指針/誕生月占い

      函館新聞デジタルとは
      函館新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      最新ニュース

      アクセスランキング

      1. ロイヤル・プリンセス函館初入港 乗客3340人観光へ
      2. 北斗死亡事故、死因は内因死
      3. 商業施設でTシャツ盗む 容疑の女逮捕
      4. 満席の観客を魅了 道南小中校の23吹奏楽団が熱演
      5. スタートライン2024④/サテライト百楽園職員・酒井芽衣さん(20)「入居者の心の支えに」
      6. 湯の浜ホテルが客室をリニューアル
      7. Sイーグル引き分け サッカーカブスリーグ
      8. 函館市電「十字街」電停、12月に移設へ 函館駅寄りに
      9. 色彩きらめく木古内の春 シバザクラ、チューリップ見頃
      10. 北斗で乗用車の単独死亡事故

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      はこしんフォトサービス
      フォトサービス

      掲載された写真を購入できます

      はこしんバックナンバー
      バックナンバー

      過去3ヵ月以内の函館新聞を購入

      はこしんポスト
      ポスト

      取材依頼・情報提供・お問い合わせ

      国内外の主要ニュース


      クローズアップ


      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      SNS公式アカウント

      5月 3日のイベント情報

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      関連サイト