【木古内】渡島西部広域事務組合の各消防署(松前、福島、知内、木古内)で4日、消防出初め式が行われた。このうち木古内消防署では、木古内消防団(久村茂雄団長)と町婦人消防隊連絡協議会(緑川豊子会長)が式典に臨み、今年一年の消防活動に向け心を一つにした。
式典に先立ち、消防団員53人と婦人消防隊員23人が行進を披露。雪が激しく降り続く中、団旗を先頭に、消防署とその隣のホームセンター前を1周した。続いて参加者が消防署前に一列に並び、大森伊佐緒町長、又地信也町議会議長、今野昭憲木古内署長ら来賓の前で閲団点検を行った。
式典では、大森町長らが消防団員らに勤続表彰などを伝達。昨年消防団に入った新入団員2人が紹介された。あいさつに立った大森町長は「昨年当町で発生した火災は2件、いずれも人的被害はなく、おととしの4件から半減した。今年は皆さんとともに火災発生ゼロを目指したい」と決意を述べた。又地議長、今野署長も祝辞を寄せた。(神部 造)