• 7/19
    函新ウイークリーレビュー
  • 求人情報
    事務、総務経理スタッフ

いざ冬支度、残暑の中で鉄板まきストーブづくり

 残暑の中、いざ冬支度―。函館市新川町28の「大和金属」(高岸良明社長)で、鉄板加工のまきストーブづくりが盛んだ。24日は工場内も蒸し暑い中、扇風機を回しながら職人が組み立て作業に汗を流した。
 同社のまきストーブづくりは68年目で、今季は7月1日から作業開始。厚さ0・6~0・8ミリの鉄板をパーツごとに機械でプレス。最後に職人が金づちで「トントントン」と熟練の技ではめ込んで仕上げる。一日の生産は120台ほど。
 出荷先は東北地方が6割、道内4割で今季は例年並みの約2万台を見込む。寒冷地は熱の強いタイプの「玉子型」が好まれ、新潟など寒さが和らぐ一帯は効率よく煮炊きもできる「(柱時計に似た)時計型」が人気だという。 
 同社によると価格競争のあおりを受けて、売り上げは減少傾向だが、一般住宅のほか、昔ながらの暖取りとして農漁業などの作業場で重宝されて根強い人気だ。高岸昌寛専務(41)は「まきストーブの良さは柔らかな温かさとすぐに熱が部屋中に伝わるところ」と話している。(田中陽介)










      最新記事











      きょうの人生指針/誕生月占い

      函館新聞デジタルとは
      函館新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      最新ニュース

      アクセスランキング

      1. 商業高で学級閉鎖
      2. 夏の港町、華やかに駆ける 「花電車」運行開始
      3. 窃盗の疑い、市職員を逮捕 不正に現金引き出す
      4. 鹿部町が「日本子育て支援大賞」受賞 手厚い支援が評価
      5. 桔梗中教諭、起訴内容認める 初公判
      6. 函館真昆布のうまみPR ラーメン総選挙に挑戦
      7. ざいだんインフォメーション/第25回ざいだんフェスティバル 5年ぶり、企画多彩に
      8. 市立函館と渡島、江差で前週上回る コロナ感染状況
      9. 若松町で電動アシスト自転車のシェアリングサービススタート
      10. 中山さんと荒木さん、生命保険協会の奨学生に

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      はこしんフォトサービス
      フォトサービス

      掲載された写真を購入できます

      はこしんバックナンバー
      バックナンバー

      過去3ヵ月以内の函館新聞を購入

      はこしんポスト
      ポスト

      取材依頼・情報提供・お問い合わせ

      国内外の主要ニュース


      クローズアップ


      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      SNS公式アカウント

      7月27日のイベント情報

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      関連サイト