函館市企業局交通部は6日、恒例のカラオケビール電車「サッポロ生ビール号」の運行を開始した。初日は自衛隊関係者ら25人が乗車し、ビールや歌を楽しんだ。
カラオケ機器やビールサーバーを搭載した「アミューズメントトラム501号」を利用して、サッポロビール北海道本部道南支社が毎年運行している。
この日は午後6時半から、自衛隊函館地方協力本部(大石徹郎本部長)と協力団体関係者が利用。今月から始まった自衛官の募集活動に向けて結束を固めるため、毎年カラオケビール電車を利用している。
道南地区自衛官志願推進協議会の浜野幸子会長が「きょうは決起集会と思って、楽しく飲んで英気を養い、募集を頑張ってもらいたい」とあいさつ。参加者はビールを片手にカラオケや市街地の景色を楽しんだ。
カラオケビール電車の運行は8月末まで(除外日あり)。6日現在、予約で埋まっている日は3割程度という。料金は約1時間半の貸し切りで1万9000円、最大35人まで乗車できる。問い合わせ、申し込みは同部事業課(0138・52・1273)へ。(金子真人)