シエスタハコダテ4階に函館市が開設する函館コミュニティプラザ(Gスクエア)も22日オープンし、若者のステージイベントや市出身のロックバンド「GLAY」のレリーフやからくり時計が早速市民やファンの注目を集めた。
GスクエアはNPO法人函館市サークル協議会が指定管理者として運営に当たる。ライブや演劇ができるイベントスペースやキッチンスペース、研修会などに使用する多目的ホールなど多彩な用途で誰でも気軽に利用できる。
オープニングでは市内の高校6校と大学生、社会人サークルの計9団体が夜までステージを飾った。トップバッターの函大付属柏稜高チアリーディング部は8人で元気なチアダンスを披露し、拍手を浴びていた。
壁面にはGLAYの4人をモチーフにした銅製のレリーフ(高さ2・4メートル、幅6メートル)を展示。市役所6階にあったフラッグやギターなどのグッズも移設し、写真撮影を楽しむファンでにぎわった。
午前10時~午後9時まで1時間ごとにGLAYの曲がオルゴール調で流れるからくり時計は「SOUL LOVE」や「HOWEVER」「Supernova Express2016」など代表曲12曲が収められている。昨年、GLAYのデビュー日に函館市役所に婚姻届を提出したという千葉県柏市の杉山智哉さん(29)と結さん(同)は「思い出のスポットが増えます」と感激していた。(稲船優香)