函館を代表するサクラの名所、函館公園(青柳町)と五稜郭公園で花見電飾の設置作業が進められている。市土木部によると点灯期間は29日から5月15日までの予定で、夜間にはちょうちんの電球をともし、夜桜見学が楽しめるようになる。
日本気象協会の開花予報(12日発表)では、函館のサクラの開花は28日、満開は5月1日。ソメイヨシノを中心に函館公園には約420本、五稜郭公園には約1610本が植えられており、毎年多くの市民らが足を運ぶ。
両公園ともにそれぞれ約400個の電飾を木につり下げ、夜間の散策を楽しめるようにする。函館公園には出店が並ぶ。点灯時間は毎日午後7時から、平日は午後9時、土日祝日は午後10時までの予定。
また、期間中は両公園ともにロープなどで区切られた指定場所でのみ火気使用が可能となるが、じか火は禁止で、炭火を使用する場合は原則50センチ以上の足つきコンロが必要。
期間中の交通規制、火気使用場所などは今後、市のホームページで公表する。(今井正一)