ダンスで青函をつなごう―。青森県の市民団体「青森わごころの会」(乘田麻衣子会長)は今年、函館・道南の子どもたちを中心に「北海道パフォーマンスチーム舞姫(まいひめ)」を立ち上げる。現在新規生を募集しており、3月12、13の両日に函館市内でオーディションを開催する。
同会は日本の伝統文化を広く伝えようと、2012年6月に「青森パフォーマンスチーム舞姫」を結成し、現在は県内の女子小中学生3人が所属。「和」を現代風にアレンジしたダンスパフォーマンスを披露しているほか、アナウンスやヘアメーク、マナーレッスンにも取り組む。これまでの活動は青森県内が中心だったが、3月26日の北海道新幹線開業を機に函館でもチームを作り、青函交流を図っていく。
応募資格は小学1年から中学3年までの女子児童・生徒(練習やイベント会場への保護者の送迎が条件)。練習会場は函館市内に設ける。乘田会長は「ダンスのほかに日常生活でのマナーを学びたいというやる気のある子どもたちと、子どもと一緒に成長したいと願う保護者をお待ちしています」と話し、応募を呼び掛けている。
応募は同会ホームページ(http://aomori-wagokoronokai.jimdo.com/)から専用の応募用紙をダウンロードし、全身写真を1枚添えてメール(aomori_wagokoro@yahoo.co.jp)か郵送(〒036・8799、弘前郵便局私書箱3号、青森わごころの会)まで申し込む。締め切りは3月4日。
問い合わせは同会(☎090・1493・8262)へ。(千葉卓陽)