函館市電や函館バスで利用できるＩＣカード乗車券「ＩＣＡＳ ｎｉｍｏｃａ（イカすニモカ）」の発売開始に合わせて１５日、市内２カ所で販売促進のＰＲ活動が展開された。ニモカのキャラクター「フェレット」も登場し、カードの利便性などをアピールした。
ＰＲ活動は、函館駅前電停付近と五稜郭公園前電停付近の２カ所で実施され、函館市企業局交通部と函館バスの職員計１５人ほどが参加。カードの特長を紹介するパンフレットやポケットティッシュ５００セットを市民らに手渡した。
五稜郭公園前電停付近の活動には、ニモカのキャラクター「フェレット」も参加。交通部職員は「便利に使えるＩＣカードです」などと通行人に呼び掛け、使い方や魅力をＰＲした。
カードは１５日から、駒場乗車券販売所や函館バス各営業所などで先行販売され、２５日から運用を開始する。チャージ（入金）して繰り返し使うことができ、市電や函館バスの車載器にタッチするだけで乗降できるため、小銭や整理券が不要となる。自動で乗り継ぎ割引が適用され、利用金額に応じてポイントがつくなど、お得な特典もある。
価格は１枚２０００円。このうち利用可能額は１５００円で、５００円分は預り金としてカード返却時に返金される。４月３０日までは、利用者のうち抽選で５００人にニモカポイント１０００円分をプレゼントするスタート記念キャンペーンも行われる。
１８、１９日には、ＭＥＧＡドン・キホーテ函館店正面玄関前でカード体感イベントも開催される。（早坂直美）
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