JR函館駅コンコースに4日、恒例のジャンボ絵馬が登場した。受験生らが早速立ち寄り、思い思いの願いを記している。
本格的な受験シーズンが始まるのを前に、同駅が1982年から毎年設置。絵馬は縦1・2メートル、横2・4メートルで、北海道新幹線と特急「スーパー北斗」の車両をデザイン。中央には今年の干支(えと)の酉(とり)にちなみ、新幹線の愛称でもあるハヤブサが「みんなの夢を」と書かれた風船を持って羽ばたく様子を描いている。
市立函館高校1年の北見さわ子さん(16)と馬場映梨子さん(15)は、高校受験に挑む中学生当時の部活の後輩に対して応援メッセージを書き込んだといい、「頑張って志望校合格を果たしてほしい」と話していた。絵馬は2月7日まで設置後、函館八幡宮に奉納される。(山田大輔)