函館の冬の代表的イベント「はこだてクリスマスファンタジー」を今年も盛り上げようと函館国際観光コンベンション協会は25日、同協会が管理する旧イギリス領事館(元町33、木村武文館長)で、イベントを周知するインフォメーションツリーの点灯式を行った。
ツリーは、函館の姉妹都市カナダ・ハリファクス市から届いたモミの木で、高さ約5メートル。電飾と飾りつけは函館地方電気工事協同組合が協力した。
点灯式には、函館ちとせ幼稚園の園児51人が参加。「いつもげんきでいられますように」「クリスマスがはやくきますように」などの願いをつづった短冊を飾り付けたほか、待ち遠しいクリスマスの歌を館の職員らに披露した。
点灯ボタンを押した狩野颯太(そうた)君(6)と和田倫花(ともか)ちゃん(6)は「楽しいクリスマスが早く来てほしい」と声を弾ませた。
点灯は26日から12月31日までの日没から午後10時まで。同領事館では期間中、一般入館者(大人300円)に短冊をプレゼントする。(半澤孝平)