函館市五稜郭町の五稜郭タワーは12日、内閣府などの「女性に対する暴力をなくす運動」(12~25日)の一環として、タワー展望台のLED照明を、同運動のシンボルカラーの紫色に変更した。
同運動の期間中、全国各地のタワーや商業施設、城などで「パープル・ライトアップ」が行われており、今年は東京スカイツリーや松山城など37都道府県79カ所で実施している。
同タワーでは2年前から参加。女性に対する暴力の根絶と、被害者に対し「ひとりで悩まず、まずは相談を」というメッセージを込め、期間中の日没から午後10時まで、普段は水色の照明を紫に変えて点灯している。(金子真人)