【木古内】長距離トライアスロンの国際大会「アイアンマンジャパンみなみ北海道2025」が9月14日に函館、北斗、木古内の2市1町のコースで開催されるのに合わせて、町内で選手らをもてなすイベントの実行委(工藤嗣美委員長)がこのほど発足した。フードイベントなどを企画し、地域一体となって大会を盛り上げる。
アイアンマンジャパンは昨年に続き道南で開催。水泳3・8キロ、自転車180キロ、フルマラソン42・2キロを制限時間(約17時間)で完走を目指す。昨年の大会では1318人が沿道の声援を受けて完走を果たした。
木古内では昨年と同様、「アイアンマンぐるっと道南グルメまつり in KIKONAI2025」と称して、大会ゴールとなる町役場に隣接する木古内小学校グラウンドで地元や近隣市町のグルメを提供するフードイベントを開催する。会場では、特設ステージでのアトラクションも企画し、子どもたちが遊べるエリアも開設する。
3月31日に町商工会で開いた最初の会合では、前回の反省を踏まえ、イベントの終了時間を前回よりも2時間ほど延長し、午後10時とする案を軸に検討。大会までに機運を高める取り組みやメディア関係へのプロモーションを強化していくことで申し合わせた。今後、開催までに数回会合を開き、イベントの内容を詰めていく。(鈴木 潤)
町が推薦枠1人募集
町はアイアンマンジャパンみなみ北海道大会2025の木古内町推薦枠1人を募集している。
対象は町にゆかりのある18歳以上(大会当日時点)で、今年3月1日時点で町に在住、もしくは同日以前に町に在住した実績があること。住民票など証明する書類提出が必要。25年度都道府県競技団体・学連登録会員(JTU登録会員)。参加費が無料となる。書類審査と面接で推薦者を決める。
申し込みの締め切りは今月18日。申し込み方法など問い合わせは町産業経済課商工観光創生室(01392・2・3131)、メール(info@town.kikonai.hokkaido.jp)へ。