道内唯一の国指定文化財庭園「香雪園」(函館市見晴町)で22日、園内をライトアップする「はこだてMOMI―G(もみじ)フェスタ」(市主催)が開幕する。20日夜には試験点灯が行われ、120灯のライトが赤く色付き始めた木々を幻想的に照らした。
函館が誇る紅葉の名所を楽しんでもらおうと、2009年から毎年開催。11月23日まで開かれ、木曜を除く毎日午後5時(金曜のみ同6時半)から日替わりゲストによるミニライブや、毎週土、日曜の午前9時~午後3時には親子で楽しめるワークショップなどを企画している。
試験点灯では、作業員がライトの光量や角度を調整し、緑、赤、黄の鮮やかなグラデーションを映し出した。
同園を管理する市住宅都市施設公社は「今年は紅葉が遅いため、足を運ぶたびに緑から赤に変わっていく様子を楽しんでほしい」としている。問い合わせは同公社花と緑の課(0138・40・3605)へ。(金子真人)