発達した低気圧の影響で渡島・桧山地方は5日、強い風雪や大しけとなり、奥尻町では暴風雪となった。気象庁速報値によると、最大瞬間風速は松前町28・1メートル、江差町と奥尻町26・0メートル。奥尻町は最大風速20・7メートルを観測した。
函館市内は日中、強風で雪があおられ、午後3時ごろから1時間に3~4センチの降雪があった。積雪は同5時現在22センチで、20センチを超えたのは1月19日以来。このほか福島町千軒121センチ、厚沢部町鶉82センチ、八雲町八雲63センチ。
函館地方気象台によると、低気圧は6日停滞する見込みで、引き続き大雪や強風、高波に注意を呼び掛けている。