雪明かりの季節に夜空を彩る「はこだて冬花火」が1日、始まった。打ち上げ開始の午後8時には雨や雪が止み、緑の島(大町)から約10分間、大輪の花が打ち上げられた。
冬の花火は観光閑散期の集客を目的に、函館国際ホテルが2014年に海上冬花火として初開催。15年から実行委を組織し、現在は「はこだて冬フェスティバル」の一環として行われている。今年は8、15、22日の土曜日に実施。悪天候時は中止する。
函館駅周辺や豊川埠頭(ふとう)、ベイエリアの金森赤レンガ倉庫群などでは、夏の函館港で見られる風物詩を楽しもうと、国内外からの観光客が防寒着姿で集まり、函館の思い出を作っていた。(山崎純一)