函館市西部地区の金森赤レンガ倉庫・BAYはこだてイベント広場にある運河では、今年も函館八幡宮の祭神をまつる「金森神社」が設営されている。国内外から訪れた観光客が珍しそうに眺めて参拝し「海に浮かぶ神社」の撮影を楽しんでいる。
2019年に同倉庫の開業30年に合わせて始まり、毎年冬の風物詩として親しまれている。社殿は幅、高さとも約1・8メートル。風や波の対策として神鏡などの神具は貼り付けし、揺れの備えは万全。
オリジナルの絵馬を金森洋物館、BAYはこだてのインフォメーションで販売しており(1個500円、午前10時~午後7時)、受験の合格祈願など願いごとを書いて結んでいる。夜間はライトアップ(日没~午後10時)され、厳かな雰囲気になる。
設営は2月28日まで。絵馬は同八幡宮に奉納される。(山崎純一)