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道南をもっと元気に 地域おこし協力隊員の熱き思い

 都会に住んでいる人が道南に移住して、地域協力活動を行う「道南地域おこし協力隊」の発表会が21日、函館市本町の函館コミュニティプラザ(Gスクエア、シエスタハコダテ内)で開かれた。関西などから移住した男女隊員14人が、道南を元気づけようと奮闘するそれぞれの思いを語った。
 地域おこし協力隊は都市部の人が1年から3年、地方に移住し自身の能力・個性を発揮して、地方を盛り上げる国の制度。北海道では全国最多の約1000人、道南では49人(昨年11月現在)が活動している。
 発表会は渡島総合振興局と桧山振興局の共催で、地元企業や地域活性化に取り組む住民など約60人が参加。管内に赴任した隊員がブースに分かれてプレゼンテーションを行った。
 「若者に縄文文化に興味を持ってもらい、もっと函館に来てもらいたい」。函館市南茅部支所の協力隊に2023年10月に赴任した北畠宗平さん(24)は、文化財を通して函館を盛り上げたいと語る。
 北畠さんは七飯町出身。奈良大学を卒業後、奈良県内で文化財の発掘調査などに携わっていたが、世界遺産と国宝のある南茅部で文化財の知識を生かそうと協力隊に応募した。「縄文記憶カードゲーム」を作るなど、若者にも分かりやすい工夫をして地域をPRしている。
 2021年7月に鹿部町に移住した遠藤麻耶さん(38)は両親が函館出身。自身は大阪や京都など関西で過ごしたが、「親戚のいる道南が元気がなくなって、何か貢献できないか」と応募した。伝統工芸品などの雑貨店を営んだ知識を生かした活動を行っている。
 地域おこし協力隊の隊員は活動終了後も地方での生活に魅力を感じ、定住することが期待されている。
 採用活動の一環として参加した道南いさりび鉄道の高野元輝総務主任(29)は「函館から出ていく若者が増えていることに危機感を覚えている。今までと違う考え方の人が定住することで、街が活性化してくれれば」と期待していた。(加納洋人)










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