大人数参加型のリアル合戦アクティビティ「チャンバラ合戦~IKUSA~五稜郭大合戦」が14日、函館市本町、梁川町で開かれた。函館初開催のイベントで親子連れを中心とした約300人の「侍」が熱い戦いを繰り広げた。
1カ月のロングラン開催で五稜郭エリアのにぎわいを創出する市主催の「五稜郭まちなかフェスティバル」(1~31日)の一環。遊びを通じ社会課題の解決を支援するIKUSA(東京)が企画・運営を手掛け、発泡スチロール製で当たっても痛くない約60センチの刀を使う「世界一平和なチャンバラ合戦」として全国で展開している。
合戦は道道五稜郭公園線の本町交差点~ベルクラシック函館前を一時通行止めして開催。箱館稜雲社による殺陣パフォーマンスで幕を開け、大泉潤市長は「日常的なにぎわいにつながるよう、期間中はイベントを通じ五稜郭を満喫してほしい」とあいさつ。参加者は赤、青、黄、緑の4チームに分かれ、刀を振り上げ勝利を目指して時の声を上げた。開始の合図とともに相手に向かっていき、肩につけた「命」と呼ばれるボールを落とし合い、各チームの生き残った人数で競った。
参加者は和装や忍者など思い思いのコスプレで臨み、個人で戦う「最強の侍決定戦」では最後まで勝ち残ろうと大人から子どもまで懸命に刀を振っていた。
親子で参加した道教育大付属函館小3年の本間駿太君(9)は「相手の刀を避けるのは大変だったが、ボールを落とせるとうれしかった。とても楽しかったので毎年やってほしい」と笑顔で話した。(飯尾遼太)