【江差】江差追分全国大会(江差追分会、町主催、函館新聞社など後援)が20~22日、町文化会館で開かれる。「江差追分」日本一を目指し、今年は一般、熟年、少年の3部門に計353人が出場する。
20、21日に予選会、22日に決選会(町民以外入場は有料)を実施する。今年は60回記念大会として開催。記念事業として7月中旬から追分会館など5カ所で、過去の大会を撮影した懐かしの写真展を開いている。
また、一般の部の優勝者当て投票を実施し、見事的中した人の中から抽選で景品を贈呈する。投票できるは決選会の入場者のみ。21日の予選会のアトラクションでは、町民、少年少女による江差追分大合唱も企画している。今月13日から会場周辺に各部門歴代優勝者の名前が書かれた歓迎のぼりが掲げられ、機運を高めている。
大会初日の20日は午前8時半の開会式の後、熟年の予選がスタート。正午ごろには江差中学校の全校生徒が昨年に続き江差追分を合唱する。最終日の22日は午前9時45分から少年を皮切りに決選会が始まり、午後3時すぎから一般の部がスタート。午後7時半すぎから表彰式を行う。
大会前の19日は午後3時から追分関係物故者追悼法要、佐之市報告法要を執り行う。関連行事として21日は6時半から、町本町の法華寺通り商店街の特設会場で、「天翔春子ステージ・笑い嘆き節ステージ」が開かれる。
大会当日はインターネットによるライブ中継も行う。二次元コード参照。決戦会は入場券付きプログラム(冊子)の購入が必要。前売り(19日まで)は2000円、当日2300円。問い合わせは大会本部(0139・52・6633)へ。(鈴木 潤)