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過去最大規模で演習実施 陸自北部方面隊

 【北斗、鹿部】陸上自衛隊北部方面隊は1日、道南で行われている本年度の北部方面隊総合戦闘力演習の一部を報道陣に公開した。戦略上重要な位置づけの津軽海峡を軸に、陸などからのレーダーによる敵艦船の把握とともに、射程距離百数十キロのミサイル発射までの協同対艦攻撃の様子を公開。例年にない大規模な総合演習で、近隣諸国との緊迫した情勢を示した形だ。
 訓練は、侵略事態への対処能力向上を目的に、9月26日~10月5日まで、奥尻や松前、上ノ国など各地で実施する。昨年は参加人員4500人だったが、今年は1万2000人で北部方面隊では過去最大の演習。また札幌に指揮統率の司令塔を実際に配置しての大規模訓練は初めてで、海上・航空自衛隊と東北方面隊を含めて各部隊の連携と情報共有の強化を図る。
 この日公開された訓練は、日本海側から津軽海峡の松前福島沖に不審船団が入り、侵略行為が裏付けられた敵艦船をミサイルで攻撃する想定。道南と青森の沿岸部の高台にレーダーを配置し、海自艦船からの情報などをもとに計700人が実践形式で臨んだ。
 北斗市の葛登支(かっとし)岬では高台に配置したレーダーの様子を公開。鹿部町の駒ケ岳演習場では、全長5メートルの88式地対艦誘導弾(射程百数十キロ)の発射機2台の配置準備からミサイルを打ち終えて、その場を離れるまでの一連の流れを確認した。車両1台に3人が対応し、大きな声で作業を確認しながら素早い動きを見せていた。
 北部方面総監部広報室の岡欣司・3等陸佐は「総合演習は特定の仮想敵国を持たないものであり、総合戦闘力を最大限に発揮して侵略事態への能力向上を目指すもの」としている。(田中陽介)










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