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大沼地区の住民が駒ケ岳噴火に備え避難方法確認

 【七飯】大沼地区の住民を対象とした「北海道駒ケ岳火山噴火住民避難訓練」が26日、同地区で行われた。町や七飯消防などの関係者合わせて約170人が参加し、噴火災害時の避難方法や情報伝達の流れを確認。災害は必ず発生するとの認識の下、不測の事態に備えた。
 駒ケ岳の火山噴火発生に備えた速やかな防災体制の構築、地域住民の相互連携などを図る目的で毎年実施している。
 訓練は、午前8時36分に火山性微動を確認したと想定。気象庁が発表する噴火警戒レベルをもとに、同9時2分に警戒レベル3(入山規制)を発表し、同9時40分にレベル5(避難)に引き上げられたとした。
 同地区では同8時50分から行政無線で災害情報を伝達したほか、消防の広報車が巡回し、避難の呼び掛けを続けた。レベル5が発表されると、町民はそれぞれ指定された1次避難所に速やかに集合。その後、町のバスが各避難所を巡り、町民を2次避難所の大沼婦人会館へ運んだ。中宮安一町長は「災害は忘れたころにやってくるというが、必ず起きるということを頭に入れて過ごしてほしい」と呼び掛けた。
 同館では函館地方気象台気象情報官の木村元さんが「近年の気象災害について」と題し、東日本大震災発生時の津波の状況や今年の台風北上に関した注意点などを説明した。木村さんは状況に応じた避難方法を認識しておく必要性を強調し「近隣同士や町内会などで助け合って避難しなければ、救われる命も救われない」と述べた。
 会館外では、町と災害時における機器提供の協定を結ぶ、建設機械レンタルの「カナモト」(中島)が、非常用電源や照明器具を展示。町も給水所を設営し、参加者は珍しそうに眺めていた。同社函館営業所の末武渉工場長は「非常時は昼夜問わず対応し、暖房機や仮設トイレなどを余すことなく提供したい」と話していた。(蝦名達也)










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